「…ホラ、ガキん頃ってさ こういうことができるんだ!って 能力を使って遊んだりすんじゃん? まあ、周りの大人に驚かれるわけよ」
「不気味がられちゃって。 そこからしばらく大人しく勉学に励んだの。」
「おかげで学生ライフは安定してるけど刺激が欲しくなっちゃってさあ」
「うん? うーん…夢かあ 考えたことが無かった」
「…勉強以外に、やることなかった (苦笑」
「…両親の顔は、知らない。 解るのは、街の片隅に咲いた小さな花が必死に おれに話しかけてくる」
「伐採に重なる汚染、育つものも育たない環境、そうして 人間は己の首を絞める」
「能力を持つも持たぬも 各個体の小さな差異。それはいわば個性。そこに、争う理由などあるのだろうか 同じ、人間として。」
「資源の乱用、戦争、どうして。 人間は。 愚かであらねばならない」
「ママもパパも、羽萌が小学生の時にいなくなっちゃったの。羽萌は昔からよく病院のベッドで寝てたんだよ」
「ママはね、パパが事故でしんどくて羽萌がパパに会えなかったときに 羽萌を丈夫な身体に生んであげられなくてごめんね って涙を流しながら謝って来たの」
「羽萌は病院のベッドで寝てて点滴も打ってたの。だからパパに会えなくて悲しかったよ でもね、」
「羽萌はママに 『ここで泣いてないでパパのところに行ってあげたら?』と思ったの 羽萌はよくもわるくも状態が変わらないのだから。」
「ちょっと考えればわかる事なのにね。みんなみんな、行きつくところは同じなのに」
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