とりつかれたように、テーブルの上に並べられた料理を夢中で口へ運ぶ
其れ詰まりはオーラルステージ 彼にとって食事とはリビドーの先端
金属が肉を断ち切る感触、断片を自身へと導く手 中枢を刺激する馨
上下運動によって与えられる生温かさ 人為的に彩られた色
生と死を知る分子を操る現世の王は醜く水音を響かせ独り饗宴を愉しむ
かつては生き物だったそれ 魂を飲み込むと、少年は嬉しそうに口角を上げた。
青い魂 青い精神 青い心臓
尽きる事の無い欲望に突き動かされるがまま 彼はひたすらに「食事」を続ける。
切り裂いて 貫いて 舌で包み込み、愛を以て砕く。
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