「クズ。」
「クズは君の力では組み立てなおせないよ、人から必要な部分だけ吸い出せれば良いのにね。
けど、物質だって再利用すればするほど劣化はするしこの世に永遠なんてものは存在しないんだ。
だから、死は尊ばれる」
「君は群衆の中からあぶれ出た唯一」
「地味で目立たなかった君は特別な力を手に入れて嬉しかったんだね。
でもそれが、結果的に自分の足を狂わせることになろうなんて。」
命の赤色。忌々しい赤色。愛の赤色。それぞれの、赤色。
お手をどうぞ、お嬢さん。
弱さゆえの優しさ、飛び方を忘れた蒼い鳥は
大空に羽ばたける時、彼の心に鋼が宿る。
命を知っているから。
温度宿らぬ無慈悲な銀色に、彼は何を与えるのか。
王国を守る彼女の為に。
ただ無情に絡まりつく蔦のような因果
己の弱さを隠すために、人を傷つけるのか?
硝子の城が侵されない様に、手にした剣は
硝子瓶に詰めた脆い心臓。首を、銀色の鎖で絞めて。
側に、薔薇の花を添えよう。
懐かしい色だ、そんな、翼を焼き尽くすかのような 眩しい、髪色。
心的外傷の亀裂を何で埋めるのか?
頬を伝う水銀は紅玉に滴り落ち、身体を蝕む毒となる。
「青い鳥なんて信じてんの?」
「御伽噺だよ。」
―― 1.20 追加。
(なんとなく躊躇われるような絵とかは下方に。)
構図ダブり多すぎ泣いた
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