そもそも、この世界の始まりが
「生きる為に父親を殺し世界へ旅立った少女の話」である。
殺す(生きる)か殺される(死ぬ)か というルールで成り立つ箱庭。
黒を粛正する白の天使たちが悪として扱われる箱庭。
必ず、魂から「白か黒」で分別されている箱庭。
罪を罪と感じぬ者が制裁を下される。
敢えて例を挙げれば、元々が悪魔である夢魔。
一途な想いが犯罪者へと導いた四良石英一郎。
自分のために慈悲もなく人を殺め続けた緑苑坂・羽萌・アスペルギルス。
楽には死ねない者たちは、成り立ちがどうであれ生まれながらにして黒に染まっている。
「生きる為に父親を殺し世界へ旅立った少女」
遇うモノすべてを飲み込み人の姿を棄てていった少女。 彼女が、創始者。
生き延びるために他者から力を奪い続けた少女。
黒装束、大鎌、箱庭を構築する者
「生まれるはずのなかった異端の悪魔」
かつては、12枚の翼を有した天使だったと言う悪魔。 彼が、創造神。
人格を持ってしまったばかりに自ら命を投げ出す悪魔。
古今の神と「白い静寂と黒い躍動」の時の神
神は全知全能の崇拝対象ではない。導き問いかける者たち。
この世界では忌み嫌われる黒が主人公。
この世界では人から好かれる白が黒幕。
闇こそ、陰こそ、人間の本質 そうであってこその人間。
光を嫌え、正義を憎め、黒を迫害し続けてきた白に、今こそ戦争の喇叭を鳴らせ。
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