――― 「推理小説?」
「素崎くん、羽萌が来た時いつもここにいるんだね」
「ああ、まあ。」
「羽萌ちゃんやっぱ菌について調べに来てるの」
「いろいろ~」
「さっきの話、俺推理小説は読まなくもねえよ? 読み切ったことねえけど。」
「そうなんだあ?素崎くん頭よさそうにみえるから」
「そ、そうか…」
「俺、頭よさそうに見えるか」
「うん!」
「・・・・・・・」
「素崎くんは何を読みに来てるの?」
「いろいろだよ」
「羽萌といっしょだね」
「…そうだな。」
「元素の本じゃないんだねえ」
「羽萌ちゃんは菌の本じゃないんだろ?それと一緒さ」
「羽萌、たまにしか図書館こないけど、素崎くんは図書館 好き?」
「好きかどうかっつーよりは、色んな情報を集めに本を漁りに来てる感じで」
「(目に見えて明らかな差がある。能力そのもので劣ってるなら頭で勝負するしかねーじゃん)」
「素崎、あんた思ってたよりアナログなんだな」
「機械類はあまり得意じゃねえからな」
「意外だ。」
「…そう言えば 羽萌ちゃんからお菓子もらった。やるよ」
「いいのか」
「どうぞって笑顔で俺とお前の分をくれたよ おそらく手作り」
「…素崎今からホムンクルスでも作り始めるつもりかその本の量」
「あー羽萌ちゃんかわいいな羽萌ちゃんあっ美味い 羽萌ちゃんかわいいしお菓子も作れるし最強じゃね」
「あんたをただの暴力的なアニオタだとばかり」
「俺が萌えアニソン以外聴いてないと思ったら大間違いだぞ」
「へえじゃあ他に何を」
「ミスチル」
「もう少し面白みのある回答を期待してた」
「勝手に萎えられてもな。そういうアップルはどうなんだ」
「バンプ」
「…そう、素崎くん。羽萌に優しくしてくれるの。悪い人ではなさそう」
「でも羽萌は思うの、きっと彼は 羽萌の言うことはきいてくれない。 だって、彼は」
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